OUR APPROACH
ラッシュは、テクノロジーとは社会や環境から奪うよりも多くのものを与えてくれるものだと信じています。テクノロジーはより大きな意味での利益を創出し、社会にポジティブな変革をもたらすこともできるのです。
ラッシュは、倫理的で責任あるハードウェア、データ、デザイン、そしてオープンソーステクノロジーを支持し、共通の考えを持った組織やコミュニティを後押しします。ラッシュが責任ある原材料の調達方法を追求し、従業員の権利を大切にすることと同様に、ラッシュのデジタル部門もまた、コミュニティに還元できるエシカルなテクノロジーを信じています。そして、これまで一握りの企業しか存在しなかったテクノロジー業界にオープンソースソリューションを提供し、透明性あるサプライチェーンやデジタルイノベーション、そして未だ語られていない「Tech For Good (善のためのテクノロジー)」のストーリーを伝えたいと考えています。
テクノロジーに対するラッシュのアプローチは機能主導です。ヘッドレスプラットフォーム上に構築し、APIとマイクロサービスを使用してクラウドベースのインフラに連結させています。また、可能な部分ではオープンソースコミュニティと協力しながら社内でサービスを開発したり、常に最善の方法を選択している外部のパートナーと連携しています。
ラッシュは一部のSNSからサインアウトしました
2021年11月26日(金)、ラッシュは当時ビジネスを展開していた世界48の国と地域で運営するフェイスブック、インスタグラム、スナップチャット、 ワッツアップ、ティックトックがより安全な環境をユーザーに提供できるようになるまでブランドとしてのアカウント利用を止め、一斉にサインアウトしました。
このサインアウトは、これらのSNSプラットフォームが、より安全な環境をユーザーに提供できるようになるまで継続する、ラッシュの変化を求める行動です。また、この機会に、SNSの利用に関する新たなポリシー「ソーシャルメディアポリシー」を策定し、全世界のラッシュで展開します。
一部のSNSには深刻な弊害があるという証拠が続々と出てきている中、ラッシュはこの深刻な弊害に早急に対処することが必要であると考えており、他の誰かがこの問題に関して警鐘を鳴らすのを待つのではなく、ラッシュ自らの行動を変えることで、この問題に対処したいと考えています。
本件に関する企業ステートメントはこちらからご覧いただけます。また、今回新たに作成したSNSの利用に関するポリシー「ソーシャルメディアポリシー」はこちらからご覧いただけます。
事前警告:ソーシャルメディアに関連する若年層の自殺、うつ、不安の言及があります。
今回の私たちの決意は、勇敢な内部告発者によってもたらされた情報によって裏打ちされています。それは私たちの生活の新しい領域において、現在のアルゴリズムと緩い規制のために、若者が晒されている既知の弊害を明確に示すものです。
ラッシュはお客様を危険な場所にお連れすることはできません。しかし一部のソーシャルメディアのプラットフォームは、使用を勧められないような場所になりつつあります。いじめ、フェイクニュース、過激な価値観、FOMO、幻想振動症候群、操作されたアルゴリズム、いつまでもスクロールし続けられるコンテンツの視聴や閲覧は、若年層の自殺やうつ、不安を増大させると言われています。何かが変わらなければいけません。
私たちは、プラットフォームを運営する企業が最善の指針を出してくれることを切に願います。また近い将来、世界中で規制が制定されることを望みます。しかし、それをただ待つことはできません。お客様が私たちとソーシャルメディアやデジタルプラットフォームでつながろうとする際に経験するかもしれない弊害や操作の、盾となるべき行動を起こすべきであると感じています。
オンラインでのハラスメントを経験したことがある人の割合
ホールネス基金
2020年、コロナ禍でロックダウンが続く中、イギリスのメンタルヘルスケアの啓蒙活動を行う団体「I AM WHOLE (アイアムホール)」とイギリスのインフルエンサー、ゾーイ・サグ氏と共同でデジタル・デトックス・キャンペーンを実施しました。
I AM WHOLEとゾーイは、ソーシャルメディアのネガティブな側面と、その使用によるユーザー、特に若年層のウェルビーイングとメンタルヘルスに及ぼす影響について、多くの知見を持っています。本キャンペーンは、使い方次第ではSNSやインターネットの依存や誤用が心身に悪影響を及ぼす可能性があることを伝え、ソーシャルメディアに影響されることなく、自分自身を受け入れ、労わることの大切さを世界中に伝えることを目的として、世界40ヵ国以上のラッシュで展開されました。
このキャンペーン期間中の2020年8月下旬から世界メンタルヘルスデーにあたる10月10日(土)まで実施されました。デジタル・デトックス・キャンペーン限定のチャリティ商品としてバスボム『リアルライフ』を発売し、商品の売上げの全額(消費税を除く)に当たる総額17万ポンド(約2,750万円※)が「ホールネス基金」として、世界中のメンタルヘルスケアに関わる草の根団体に寄付されました。
※1ポンド=160円換算
Digital Fund
2016年、日本を含む世界40の国と地域で、「Access Now (アクセスナウ)」をパートナー団体に迎え、Access Nowが実施するキャンペーン「#KeepItOn (キープイットオン)」を支援する形で、世界にはびこる政府によるインターネット遮断に立ち向かいました。
ラッシュでは『エラー 404』と名付けられた本キャンペーン限定のチャリティ商品のバスボムを販売しました。消費税と製造原価を除くこの商品の売上げ総額21万3,000ポンド (約3,408万円※)は、ラッシュが2016年に立ち上げたDigital Fund (デジタルファンド)を通じて、Access Nowをはじめとする世界中でデジタル時代の表現の自由を守り、インターネットユーザーの権利擁護やインターネット遮断に立ち向かうために戦う草の根の活動家や非営利団体へ寄付されました。
※1ポンド=160円換算
PRODUCT
ラッシュのデジタル商品
オンラインショップ(コマース)
コマースは、ウェブサイトやアプリ、デジタル上の販売プラットフォームといった、デジタルのショッピング・アプリケーションのことを指します。販売スタッフを介さなくとも商品を見つけやすく購入いただける、最高のデジタル体験をしていただける場所です。
Lush Pay
ラッシュは独自のレジシステムを開発しました。グローバルで展開している決済プロバイダーのAdyen社と協働して生まれたLush Pay(ラッシュペイ)では、ショップとオンラインの両方でデビットカードまたはクレジットカードでの支払い方法を提供しています。可能な限り多くのお支払い方法をお客様に提供し、お支払いをできるだけシームレスなものにしたいと考えています。
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ビジネスツール
ラッシュは自社でサプライチェーンを所有しており、これはテクノロジーの領域にも当てはまることです。ビジネスツールは、多岐にわたるラッシュの事業部門で使用される内外のシステムを管理・開発し、一つの製品が多くの事業で活躍することで、各事業のニーズが入り交うネットワークをつなぎ合わせることを可能にします。
デジタルコア
デジタルコアなくして、他のデジタル商品は存在し得ません。デジタルコアには、ラッシュのデジタル事業の中核となるインフラが内臓されています。ラッシュのデジタル商品が効率的かつ持続可能な方法で運用されるよう、可能な限りクラウドインフラを活用しており、自社のインフラネットワークの補修も行います。
ラッシュは、API経由で自社のインフラに接続できるマイクロサービスツールに注力する企業と連携するか、ラッシュに合わせたサービスを社内で構築します。
重要なのは、ブラックボックス化されたシステムではなく、自分たちで開発して様々なシステムに接続できる、互いにつながっているネットワークを構築することです。あるコンピュータープログラムの機能を別で使用できるようにするAPIを使用し、2つの異なるプログラムが連結できるようにする構築方法が、私たちのネットワークサービスには採用されています。
私たちが使用するクラウドサービスは100%再生可能エネルギーを使用し、かつラッシュがスピード感を持って各国に投入することを可能にしてくれるGoogle Cloudです。ネットワーク上でバックアップされているので、ハードウェアの故障があってもデータは損失されず、データセキュリティはより強固なものになっています。
ヘッドレスコマースとは、アプリケーションのフロントエンドとバックエンドを分けることで、私たちが望むものを望む方法で開発できる表現の自由を持つことです。何より重要なのは、これによってラッシュは顧客体験を豊かにすることができるのです。
全電気使用量のうち、インターネットに使用される割合
2020年に英国のデジタル・フルフィルメントから発送された注文件数
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