ショップ向けオンライン会社説明会が始まりました
2022.9.14
「色んな価値観を持った人と接する仕事だから、人が好きな人が向いてる」
オフィスの引っ越しも落ち着き、リモートワークが続いたサポートメンバーも少しずつオフィスに集まり始めた9月中旬、オフィスの一室で、「ショップ向けオンライン会社説明会」が開催されました。
この日オフィスのミーティングルーム「HUB FOR COSMETIC REVOLUTION」(通称「ハブ」)に集まったのは、オンライン配信やシステムのサポートをしてくれるITチームのKeiさんとHanamichiさん、ショップのサポートをするリテールチームのChieさん、ピープルチームのKazusaさん、Asoさん、Shinoさん。そして後ほど登壇するショップスタッフのお二人。
渋谷の新しいオフィスの紹介は別の機会にしたいと思いますが、このオンライン会社説明会は、採用を担当するリテール・ピープルの各チームメンバーが「自分らしく働くことができる職場としてラッシュを選んでもらいたい」「応募を検討中の誰もが気軽に参加できて、今そのポジションで活躍するメンバーから直接話を聞いたり、質問できる場を作り、ラッシュのショップで自分が働く姿をイメージしてもらいたい」という想いのもと、ラッシュの採用活動の一環で、この日から始まりました。
ラッシュのショップは、ショップマネージャー(店長)、トレーニーショップマネージャー(副店長)、スーパーバイザー、そしてセールスアシスタントの各メンバーが一つのチームとして、最高のカスタマーエクスペリエンスをお客様に届けるためにそれぞれが関わり合い、互いの成長を応援しながら一つのチームを作ります。他にもVMDを担当するヴィジュアルチャンピオンや、スタッフのトレーニングを担当するインストア・トレーナー、自ら「この分野のプロになりたい!」と手を挙げて参加する「スキンケアクラブ」や「パフュームエキスパート」のメンバーがいるショップもあります。
ピープルサポートチームのAsoさんとリテイルチームのChieさんが「是非このスタッフの話を聞いてもらいたい!」と推してくれたのが、都内のショップで働くNeneさんとRuiさん。当日の二人の話の中から、企画メンバーが「二人の話の特にこの部分を多くの人に聞いてもらいたい!」と推すシーンを一部、イベントレポートとしてご紹介します。
司会 お二人の自己紹介と入社のきっかけを教えてください。
Nene 入社してからは神奈川県にあるショップで働いていたのですが、最近都内のショップに異動しました。学生の頃からラッシュの商品を使っていたので商品が好きというのはもちろんあるんですが、お客さんとしてお店に通っていた時に、そこで働くスタッフの皆さんとお話をするのが楽しかったのです。ある日、そのお店で働くスタッフに『一緒に働いてみませんか?』と声をかけてもらったのがきっかけです。学生アルバイトとして働き始めて、「好きなことを仕事にしてみたらどうなんだろう」と考えながら昨年の4月からは正社員として働いてます。
Rui 私は昨年11月に入社して、まだ10ヶ月ほどしか経ってないのですが、都内のショップでセールスアシスタントとして働いています。お客様とたくさんお話をして、最高のカスタマーエクスペリエンスを届ける仕事をしています。
司会 打ち合わせの時に聞いて驚いたのですが、実はRuiさんが入社したきっかけは今日隣にいるNeneさんだったんですよね?
Rui そうなんです!お店に足を運んだ際に、Neneさんが親身になって話を聞いてくれたのが嬉しくて。その時、Neneさんがちょっとしたサプライズをしてくれたんです。ショップで働く私たちは「お客様に素敵な体験をして欲しい」と思ったるのですが、自分の判断でラッシュの商品を一つ選んで、お客様にこっそりプレゼントすることができるんです。当時はもちろんそのことは知らなかったので、ビックリして。あの日のことは今でも思い出すと泣いてしまいそうになるくらい、めちゃくちゃ嬉しい思い出なんです。私もこんな風に人に感動を与えられるような仕事、心が温かくなるような接客ができる人になりたいなぁ、と思ったのが入社を決めたきっかけの大きな一つです。
司会 今回お二人が推薦されて、運命的な再会となったこと、本当にビックリしました。それくらい憧れられるような接客をして、その接客を受けたお客様がお友達や家族、周りの人にそのことを話してくれるとしたら、ラッシュの評判ってお店のスタッフから広がるんだなぁ、と改めて実感したエピソードでした。ところで、お二人ともそのサプライズ、今でもお客様に行なってるんですか?
Nene 接客の中でお客様のライフスタイルまでお伺いしながら、その方のライフスタイルに合わせて何ができるかを考える接客は、私が好きなラッシュの接客スタイルです。その人のために何かしたいって思った時には、よくやりますよ。
Rui あれは自分にとって大きな体験だったので、同じような体験をされる方が増えたら良いな、と思ってます。
司会 今の話と似ているかもしれませんが、ラッシュで働いて楽しいと感じたり、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
Nene お客様の笑顔を直接見れるのが私の中では大きいので、例えば自分がカスタマーとしてお買い物に行った時に、欲しかったものが手に入った以上の、心がぽっかぽかになるような体験っていうのがラッシュのショップでは届けられると思っていて。それを実際に自分が届けられたと感じらる瞬間。例えば、レジでそのちょっとしたサプライズをした時にお客様の溢れんばかりの笑顔を見れた瞬間。その人の1日の中に自分が何かプラスになるインパクトを提供できたかもしれないと感じる瞬間。そういう存在に自分がなれてると思える瞬間が嬉しいです。
Rui 私はお店でお客様とお話ししている中で、お客様が喜んでいる姿を見ることが嬉しいですし、それが「また会いに来ました!」と実際に次の来店につながることが嬉しいです。自分のことを信頼してくれてると感じられることは本当に嬉しい。
もう一つは、ラッシュのフィードバック文化です。良いことを褒めるフィードバックもあれば、「もうちょっとこうしたら、もっと良いかもね」というフィードバックもあります。でも、良いことを言葉にして褒めるって、普段あんまりないじゃないですか。褒められると自信もつくし、もっと頑張ろうという気持ちになるので、嬉しいです。逆に、伸び代や改善点を声に出して伝えてもらえる機会っていうのもあんまりないと思うので、フィードバックをもらえると自分自身を見つめる機会をもらえます。フィードバックを送ることや、何かを言葉にすることが苦手だったので、挑戦できてるなって感じられることがありがたいです。
司会 より良い接客をするために、より良いお店を作るためにフィードバックをし合うことって大事ですよね。フィードバックってもらうだけじゃなくて、相手の成長のために自分から送る機会、言語化する機会を作ることで、お互いの成長につながる。今、楽しい話を聞かせてもらいましたが、逆に大変なことはありますか?
Rui 最初は商品を覚えることが大変でした。商品に入ってる原材料、その原材料の肌への働きも勉強しなきゃいけないし、そうすると肌の構造ってどうなっているんだ、と。あれもこれも、色んなことを勉強しました。
Nene 全ての人に合う商品を作りたいと思っているラッシュだからこそ、商品数がすごく多いんです。学生アルバイトの時は、新商品の発売とテストが重なった時は「やめてくれ〜!」と思いながらも、勉強そっちのけで新商品の勉強をしたこともありました(笑)。楽しいことって、やっちゃうじゃないですか。でも勉強は大変でした。後は、自分の価値観を求められる会社かな、と思います。私、「こうしたい」と自分から言うタイプではなかったんですけど、ショップのマネージメントをやりたくて今のショップに異動をしてみて、今自分がもっと頑張らなきゃと思っているのが、その部分かもしれません。
司会:二人のお話を聞かせてもらっていたら、参加者の方から質問が届き始めました。「ラッシュのショップスタッフに向いている人、向いていないと思う人について教えてください」。
Rui ショップスタッフは色々なお客様、そして色々なスタッフと関わる仕事です。そして、新商品やキャンペーンなどで新しい情報や社会問題を扱うことが結構な頻度でやってくるので、先入観なく対応できて、受け入れられる人、楽しめる人が向いているんじゃないかと思います。新商品も季節ごとに毎年登場しますから、新しいことや覚えることが苦手だと、大変かもしれません。
Nene Ruiさんが言っていたように、ラッシュのブランドビジョンにもある「変化すること」「挑戦し続けること」は大事。時には、これまでやってきたことを会社として「急に止めます」ということもあります。昨年、一部のソーシャルメディアの運用を止めた時は驚きました。長い間続けてきたことだから。それでも、色んな観点からブランドの決断と考えると納得しました。
挑戦し続けるブランドだから、変化が苦手な人は大変かもしれません。「現状維持」「このままでいいや」と思う人よりは、「こういうことをやってみたい」と挑戦することが好きな人の方が向いてるかなって思います。化粧品会社なので化粧品が好きな人ももちろんいると思いますが、色んな価値観を持った人たちと接する仕事なので、とにかく人が好きな人が向いていると思います。そういう人はめちゃめちゃ合うなって思います。
司会 他にこんな質問も届きました「接客の未経験でもスタッフになっても大丈夫ですか?」
Nene 全然大丈夫だと思います。入社してからのトレーニングが手厚い。コンサルテーションと呼んでいる接客スタイルはこうやってやるんだ、どういうお客様にどういうカスタマーエクスペリエンスを届けるのか、など一から学べます。先輩がロールプレイングしてくれたり、さっき話したフィードバックもたくさんもらえます。入社してからどんどん学ぶ機会があります。
Rui 私はアルバイトで接客の経験はありましたが、入社してから学ぶ機会があります。座学で学ぶ機会も、実践で学ぶ機会もあります。
司会 それでは、最後にお二人から一言!
Nene ラッシュでは働いている一人ひとりの個性や価値観、社会人だからこうでなくちゃいけない、という固定概念がないと思うので、入社してからも色々チャレンジできます。色んな人と関わる機会があるので、「意外と私こういうこと興味あるのかも」と新たな自分の一面を見つけながら、ワクワクしながら働けます。
Rui 私にとっては、ラッシュは多くの学びがある場所。たくさんの出会いやつながりがあると思うんですけど、それが自分の知らない可能性を引き出せる場所だと思うので、入社を検討していただけたらと思います。
カメラがオフになり、「終了でーす」の声が部屋に響き渡ると、安堵の表情を浮かべながら、「椅子がクルクル回っちゃって(笑)」とカメラ越しには見せない心の内が出てきたり、「自分の心臓の音が聞こえるくらい緊張した」と漏らす二人。
この後、それぞれのショップに向かうという二人に今回このイベントに参加してみてどうだったか聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
「このイベントに参加するお話があったから、ショップで働きながらも自分がなんでラッシュで働いているのかを改めて考える機会になりました。お客様と会話する中で、何が楽しいのかをいつもより感じてました」。
こうして「良い機会でした!」と満面の笑顔でショップに向かうNeneさんとRuiさんでした。
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