2月助成決定

TEAM 学防災

「防災」を楽しく、日常から考え、興味のない方や不安だけれどどうしていいのか分からず漠然としている方が自然と防災を知るきっかけにしてもらえるよう、地域の商店の方や自主防災会などの方も巻き込むことにより、地域全体・商店・街に活気をよんで活動しています


活動エリア:京都・全国

プロジェクト内容:<①2024 年 KYOTO 学防災 プロジェクト、
②知るから始まる新たな備えプロジェクト>

地域の高齢化や核家族、自治会等の加入率が低下し人間関係が気薄に。そこにコロナが拍車をかけソーシャルディスタンスにより物理的距離もうまれてしまったために、その再構築にどの地域も悩んでいる。その解決の糸口を見つけてテコを入れなければいくら防災を叫んでも自助、共助に繋がらない。防災の観点から地域を見直す事でどちらもアプローチができる。防災、災害は地域の課題を浮き彫りにするものでもあると感じています。地域の課題解決と防災を住む人の立場で解決するプロジェクトです。

https://note.com/team_manabousai/

2月助成決定

一般社団法人ヴォイス・オブ・フクシマ

現在まで原発事故の影響に悩み・苦しむ人々、福島の新たな可能性に気づき前進する人々、命をはぐくみ土地を守り続
けていく人々、その「福島の声」はそこに生きる人々の数だけ、異なって存在しています。「福島に生きる人々の多様
な声を世界に発信し続けること。」これが私たちの使命です。


活動エリア:福島県会津地区・中通り(県中・県南)地区

プロジェクト内容:<福島の震災の教訓から学び交流するアーカイブ・ネットワーク事業>

本プロジェクトでは、以下3つのポイントを中心に実施します。

・震災に関する過去の証言記録を活用し、東日本大震災・原発事故で被災した人々の声を継承。
・震災後から記録されてきた福島の人々のインタビューを行い、音声記録を福島県内外のコミュニティラジオやインターネット等で公開し、幅広い人々および後世に対して、次世代の震災学習や災害伝承、震災復興に関する研究資料として徳内外問わず、活用できるアーカイブとしての活用。
・上記の活用を通して、福島の人々が経験した震災教訓を学び、被災状況の濃淡、震災復興での人々の考えの多様性を明示し、広く提示できる仕組みづくり。

https://www.voice-of-fukushima.com/

一般社団法人 リテラシー・ラボ

多様な市民が社会に参画するきっかけづくりの教育プロジェクトに取組んでいます。若者や災害被災者、外国にルーツを持つ子どもたちなど、社会に声が届きにくい市民との協働を通じ多様性豊かな社会を目指しています。


活動エリア:福島県

プロジェクト内容:<避難先における教育活動を記録・継承するアーカイブWEBサイト構築プロジェクト>

本プロジェクトでは、2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故によって、複雑化した福島県の教育環境において、教育現場を支えてきた教職員がどのような思考と行動を行ってきたかを記録し、後世に残すことで、 1) 有事における教育の在り方を検討する経験の蓄積 と、 2)震災と原発事故の体験を教育現場の中でつないでいく ことを目的とします。

http://literacy-lab.org/

8月助成決定

一般社団法人NoMAラボ

福島県浜通り地域住民が、まちを取り戻し、その歴史と記憶と誇りを紡ぎながら、自分たちの手で新たにまちを創っていく、そしてこの一度ゼロになった場所で、日本で一番ワクワクする地域を創ることを目的に活動しています。


活動エリア:福島県 浪江町

プロジェクト内容:<なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」>

福島県浪江町は、東日本大震災の福島第一原発事故により、町全域、21000人の住民が避難を余儀なくされた。2017年3月に一部避難指示が解除されたが、2023年6月現在、帰還をして浪江町に居住をしている方は約2000名。その他の町民は、現在も町外での避難生活を続けており、避難先は福島県内が約7割、県外が約3割(45都道府県)と全国に住民が散らばっている状況です。

本プロジェクトでは、浪江に住んできた方々が次世代に残していきたい記憶・伝統・思い出と、浪江の方々がつくりたい町の姿を、屋外アートにして町中の外壁に掲出することで、町の記憶・伝統・思い出についての会話が生まれ語り継がれていくと共に、住民が創りたい町のビジョンが共有されていきます。

https://noma-lab.jp/

8月助成決定

ラジオ下神白

東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の風化を防ぐために2016年からはじまった「ラジオ下神白」は、地域コミュニティにかかわる文化活動家と、福島県いわき市の市民団体が中心になって下神白団地で実施してきたコミュニティアートプロジェクトです。


活動エリア:新潟県、全国

プロジェクト内容:<ラジオ下神白>

200世帯ある居住者のほとんどが65歳以上。地域ごとに6棟に分かれており独居も多いなか、集会所で定期的に交流イベントが行われていたが、身体的・心理的に足を運べる人ばかりではなく、どのように団地内のつながりをつくるかが団地コミュニティの課題だったとき

住民さんのまちの思い出と当時の馴染み深い曲についてご自宅で話を伺い、ラジオ番組風のCDに編集し、一軒一軒に届けることで、自宅にいながら同じ団地に住む人と知り合うことのできる仕組みができたことによって、同封したリクエストカードで、誰かの思い出の曲がまたほかの誰かの語りを運んできたり、ラジオを通じて会話のきっかけが生まれ、互いに安否を気遣ったりする関係が生まれました。その後、公募で住民さんの思い出の曲の演奏を行う「伴奏型支援バンド」を結成したり、音楽を通じた復興支援を続けてきました。

今回は上映会を通し、震災後の暮らしや復興公営住宅の抱える課題を被災地外に伝えます。出来事を風化させないこと、第三者が地域に関わりそれぞれが「“批評的”地域づくり」(小松理虔『新復興論』)をしていくことで出来事の風化を防ぐことが、本プロジェクトのミッションであり、「ラジオ下神白」で取り組んできた蓄積の展開です。

https://radio-shimokajiro.jimdosite.com

7月助成決定

ライフケア

 2011年の東日本大震災、福島原発事故を受け、被災者支援事業(健康相談、保養)を行う団体として始まりました。


活動エリア:福島県及び、新潟県佐渡ケ島

プロジェクト内容:<ハカル、ワカル、測定と保養の大切さを実証するモデル事業>

本プロジェクトでは、福島に暮らす親子が、健康で安心して暮らせるための方法を、検査、保養、手当てなど体験活動で身につけることを目的としています。

①「保養の前後の尿検査」

被ばく状態と効果を測定し、体の状態の把握と対処を考えるため放射能測定所に依頼します。

②「身の回りの測定」

家の中、外、通学路の空間線量、土壌等の放射線量を測り、日常生活を営む上での被ばく対策を考える。これは、市民放射能測定所との協力を得て実施します。

③「手当法の体験」

保養と福島での手当法体験で身に着け、家庭でできる健康づくり、免疫力アップを狙います。

https://npo-lifecare.org/

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