
結婚の自由をすべての人に

結婚は誰もが持つべき権利。
でも、それが奪われている人がいます。
結婚するかしないかは、個人の自由
でも、日本には法律上の性別が同性であることを理由に
それすら選べない人たちがいます
結婚の権利が持てないことは人権問題です
すべての人が等しく結婚する権利を得るためには
法律を変えないといけません
日本社会では自治体のパートナーシップ制度が広がっており
行政が同性カップルの存在を認めるその意義はとても大きいですが
結婚とは全く別のもの
結婚の選択肢が持てない人だけではなく
誰もが平等に暮らせる社会を願うすべての人が声をあげないと
この状況は変わりません
同性婚の法制化をめざして一緒に行動を起こしませんか?
法律を変えるために
今、私たち一人ひとりができることを
6月27日(金) トークイベント開催
本キャンペーン開始に先駆け、6月27日(金)、LUSH 原宿店にて、「同性婚の法制化、当事者はセクシュアルマイノリティだけなのか?」をテーマにしたトークイベントを開催します。ゲストには、公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に 理事の松中 権氏、「結婚の自由をすべての人に」訴訟・東京原告の小野 春氏、ポッドキャスト「もっと違和感!」ホストのユリ・アボ氏の3人を迎え、来場者と共にインタラクティブなディスカッションを交えた1時間となります。
※予約不要
開催日時
2025年6月27日(金) 18時-19時
会場
LUSH 原宿店 2F
テーマ
同性婚の法制化、当事者はセクシュアルマイノリティだけなのか?
ゲスト
松中権 様 (認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表 / 公益社団法人Marrriage for All Japan 結婚の自由をすべての人に 理事)
小野春 様 (「結婚の自由をすべての人に」訴訟・東京一次原告 / NPO法人「にじいろかぞく」共同代表)
ユリ・アボ 様 (ポッドキャスト ホスト『もっと違和感!』)
同性婚の法制化を求める3回目のキャンペーン
キャンペーン実施背景
ラッシュは、2022年3月および7月に、日本における婚姻の平等を目指し、公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に(以下マリフォー)が実施する同性婚の法制化に向けた活動を後押しするかたちでキャンペーンを実施しました。その後も継続し、日本各所で開催されるレインボーパレードに各地域のショップが参加し、「結婚の自由をすべての人に」のメッセージを発信し続けています。これらの活動により、この課題に対する現状の理解を促し、会話をする機会を醸成したり同性婚の法制化に対する賛同者の声を可視化するなどし、法制化実現に向け一人でも多くの方が声をあげることの必要性を感じられる機会を作り続けてきました。
一方、2019年から始まった「結婚の自由をすべての人に」訴訟は、札幌、東京、福岡、名古屋、大阪の5地域で合計6件の提訴が起こされている中、現時点で高等裁判所の判決における5つの違憲判決が出る異例の結果が続いています。さらに2023年FNN世論調査では、全世代のうち7割以上が同性婚を法律で認めることに賛成、20代においては9割以上が賛成する結果となりました。
しかし、日本政府は「国民の意見、国会における議論の状況、同性婚に関する訴訟の動向などを引き続き注視していく。」という見解のみで、日本社会においては今も同性婚の法制化は実現していません。
このような状況の中ラッシュは、一刻も早く同性婚の法制化を実現するには、同性婚の法制化に賛同する声が、支援団体や訴訟原告からだけではなく、企業を含めた社会全体からもあがっている事実を作り、その可視化された声を国会議員に直接届け認知させる必要があると考えます。
3回目となる「結婚の自由をすべての人に」キャンペーンについて
ラッシュは、2025年7月1日(火)から日本全国78店舗で、日本における婚姻の平等を実現するべく「結婚の自由をすべての人に」キャンペーンを実施します。本キャンペーンでは、同性婚の法制化への賛同者の声を可視化することを目的に、来店客が賛同への意思表示としてハート型のシールを店内に貼っていくほか、賛同する理由などのコメントを店内で可視化していくことを促します。この賛同者の声を可視化するアクションは、全国の店舗では7月9日(水)まで、またオンライン署名プラットフォーム「Change.org」では7月31日(木)まで参加を募ります。
最終的にラッシュは、7月の参議院選挙後、全政党の代表に同性婚の法制化に向けた要望書を企業として提出し、1日も早い同性婚の法制化実現に向けた国会での審議を要求する予定です。
本キャンペーンを通してお客様(=市民)に求めるアクションは以下の通りです。
- 全78店舗では来店客が賛同への意思表示としてハート型のシールを店内に貼っていただきます
- LUSH SPA 新宿店、LUSH 原宿店、LUSH 神戸三宮店の3店舗では、ハート型のシールに賛同する理由や同性婚の法制化に対する想いなどを手書きで書き、店内に貼っていただきます
- 「Change.org」では、同性婚の法制化への賛同のほか、賛同する理由などのコメントを記載いただきます
この賛同者の声を可視化するアクションは、全国の店舗では7月9日(水)まで、またオンライン署名プラットフォーム「Change.org」では7月31日(木)まで参加を募ります。
全20地域で活動する草の根団体とショップが連携
本キャンペーンでラッシュは、Marriage For All Japanが行う全国横断アクション・キャンペーン「結婚の平等にYES!」と連携する合計25地域のうちラッシュのショップが存在する21地域で、LGBTQ+の支援を行う草の根団体と共に、各地域に暮らす人々に婚姻の平等に関する啓蒙活動を行います。各ローカル地域のラッシュの店舗をハブに、その地域で活動する草の根団体を来店するお客様に紹介する機会とすることで、地域コミュニティの繋がりを作るほか、婚姻の平等を願う当事者は都市部のみならず、各地域にも存在するという事実を伝える機会とすることで、日本全国横断的に婚姻の平等の意味を考える機会を作っていきます。
各地域でのショップと団体の連携方法は異なります。それぞれの取り組みは以下の通りです。
なお、全店舗では、結婚できないと認められないことなど、どうして婚姻の平等が必要なのかを理解するために必要な基本情報も店内で公開しています。

結婚していないと認められないことの詳細は、Marriage For All Japanの公式サイトをご覧ください。
2025年6月開始
ラッシュのプライド月間
ラッシュは、LGBTQ+の人々への理解と支援、多様性の尊重を世界中で示す6月の「プライド月間」に合わせて、2025年6月1日(日)より順次、日本全国78店舗で「結婚の自由をすべての人に」のメッセージを今年も継続して掲げます。
6月の1ヶ月間に来店するお客様に、日本では同性カップルには婚姻の選択肢が持てないことや、婚姻していないと認められない権利の現状を啓発するほか、同性婚の法制化に向けて活動を続ける、Marriage for All Japanを紹介することで、1人でも多くの人が変化のための行動を起こせるよう促します。
ラッシュは、LGBTQ+の人々への理解と支援、多様性の尊重を世界中で示す6月の「プライド月間」に合わせて、2025年6月1日(日)より順次、日本全国78店舗で「結婚の自由をすべての人に」のメッセージを今年も継続して掲げます。6月の1ヶ月間に来店するお客様に、日本では同性カップルには婚姻の選択肢が持てないことや、婚姻していないと認められない権利の現状を啓発するほか、同性婚の法制化に向けて活動を続ける、マリフォーを紹介することで、1人でも多くの人が変化のための行動を起こせるよう促します。
全国の店舗における展開内容について(6/1から順次開始)
- 日本全国78店舗のウィンドウや店内にて、「結婚の自由をすべての人に – 同性婚の法制化を」のメッセージを掲出。(店舗サイズによって展開方法は異なります)
- 結婚の選択肢が持てない人がいる事実や、婚姻していないと認められない権利などの情報を掲出します
- 同性婚の法制化に向けて活動を続けるマリフォーをお客様に紹介することで1人でも多くの人がより良い変化のための行動に関われるよう促します
※ 一部「同性婚の法制化を」のメッセージが掲示できない店舗があることをご了承ください
LUSH 原宿店での展開内容について(6/7から順次開始)
- 1階と2階のウィンドウの全面を使って「結婚の自由をすべての人に – 同性婚の法制化を」のメッセージや、プログレスフラッグの11色を可視化するなどし、全店の中でも同店がメッセージを発信するハブの存在となります。
- 同性婚の法制化に向け、国会議員に直接声を届けるためのハガキを書くスペースを設置。ラッシュオリジナルデザインのハガキを用意しています。なお、マリフォーが実施する「国会議員に手紙を書こう!」はこちらからご覧ください。
- ラッシュの過去の取り組みを紹介するスペースの設置
- 過去のキャンペーンで集まった婚姻の平等に関する様々な声の可視化スペースの設置
- マリフォーをゲストに迎えるトークショーの開催予定(6/27 開催時間や詳細は後日こちらのページで公開予定)
<プライド月間とは>
毎年6月に世界中でLGBTQ+の権利や多様性を称え、尊重する月間です。1969年のストーンウォール事件をきっかけに始まり、多くの国や地域で6月にイベントやパレードが開催され、LGBTQ+コミュニティを祝うと共に、誰にとっても自分らしく生きていくことの大切さを伝え、多様性を尊重する社会の実現を目指す月間として認識されています。
また、過去にセクシャルマイノリティであることを理由に差別や迫害を受けてきたたくさんの人々が社会を変えるために勇気と尊厳を持って声を上げ続けてきた過去があるからこそ今があり、今を生きる私たちがその行動を忘れずに、多様性を受け入れ、誰もが平等に暮らせる社会の価値を改めて考え、そのために行動を起こす機会でもあります。

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