ラッシュで働く理由
「⾃分を振り返るきっかけを与えてくれる」
出荷 SAKI
⼊社前、ラッシュというブランドは知っていても、ショップに⼊ったことがなかったという出荷チームのSAKIさん。
「ある⽇、失恋をして、癒されたいと思い、ふと家の近くのラッシュのショップに⼊りました。フレッシュフェイスマスクを紹介してもらい、その場で商品を試させてもらった時、その滑らかなテクスチャーや使⽤感に感動しました。家への帰り道は、早く家で商品を使ってみたくて、わくわくしながら帰った事を覚えています。もう12年以上前になりますね」。
もともと接客の仕事が好きだったSAKIさんはラッシュの商品が⼤好きになっただけでなく、商品に使う原材料へのこだわりや環境への配慮といった会社のポリシーがしっかりしていることに惹かれ、ラッシュの魅⼒を伝えられるこの場所で働きたいと思い、ウェブサイトで募集要項を確認したそうです。
「その時は、当時の応募条件にあわず、その条件がクリアになったときにすぐに応募しました」。
そこから契約社員としてショップで働き始め、その後ショップマネージャー(店⻑)を務めたSAKIさんは、現在は、神奈川県にある倉庫にて出荷チームの⼀員として、出荷業務と、担当業務である新商品の出荷⽇の調整や受注⽣産品の出荷準備を⾏っています。
「ショップでの経験を活かして今までと違う業務にチャレンジしてみたいという理由から、募集のあった出荷チームへのチャレンジを考えました。出荷チームで求められることはフレッシュな商品を美しい状態で、フレッシュなままお店に届けることです。全国に76店舗のショップを展開しているラッシュ。そのすべての商品がここキッチンから届けられています。特に商品数が多くなるクリスマスの時期、全ての出荷を終え、ショップに並べられた商品をみたときはとてもテンションが上がりました!私たちがすべてショップに届け、お客様の⼿に届けられていると思うととても誇らしい気持ちになります」。
全国のショップでお客様に⼿に取っていただくためにディスプレイされている商品たち。その 裏側では多くの⽅々が関わり、出荷チームの様々な⼯夫や努⼒のもと、届けられているもので す。
「商品を出荷する際、破損が出ないようにとても注意して梱包をします。例えばバブルバー『フレンチキス』は、ラベンダーの枝がダンボールに当たって折れてしまわないよう、ひとつひとつ内側に向けて梱包したり、⾊が似ているシャンプーとシャワージェルは⾒分けが付きやすいよう箱を分けて出荷をしています。私がショップにいた時には何気なく箱を開け陳列棚に並べていましたが、実際に届ける⽴場になり、美しい商品はもちろんのこと、箱を開けるショップスタッフへの細かな優しさがあることを知りました。この思いやりが出荷チームからショップスタッフへ、ショップスタッフからお客様へと届くといいなと思っています」。
そんなSAKIさんは、12年にもなるラッシュでのキャリアの中でこれまで⼤きなチャレンジが⼆つあったと⾔います。
「⼀つ⽬のショップマネージャーへの昇格は、私にとってとても⼤きなものでした。マネージメントということで今までは意識していなかったスタッフ間のコミュニケーションをより意識するようになりました。ショップマネージャー向けのトレーニングもたくさんありましたし、⾃分の弱み・強みと向き合う機会がすごく多かったように思います」。
もう⼀つが現在所属する出荷チームへの異動でした。
「出荷チームは個々で動くことが多く、とても集中して仕事を進めることができます。その反⾯、チームスタッフが多く、倉庫も広いため、出荷の進捗状況を把握するのがとても難しいところがあります。毎⽇数万商品を出荷していると、ミスが起きてしまうこともあります。ミスを減らすためにもスタッフ全員が同じ⽬標を持って取り組んでいけるよう、出荷チームのマネージャーたちと⼀緒にチーム作りに取り組んでいます」。
「また⾃分たちの出荷している商品がどんな⾹りで、どんな特徴やお肌への働きがあるのか、ラッシュで働いているからこそチーム全員にもっともっと知ってもらいたくて、実際に商品を使ってデモンストレーションを⾏なっています。この機会を通してコミュニケーションを取る機会が増えたように思います。ショップでの経験を活かせていることも嬉しいですし、チームメンバーによりラッシュを好きになってもらえるような環境や機会をもっと増やしていきたいです」。
最後に、SAKIさんがラッシュで働き続ける理由を聞いてみました。
「⼀⾔でいうなら『会社が倫理的であることを⼤事にしているから』です。ラッシュで働き、⼈や環境や動物に優しい商品を作っている中で、社会で起きている問題や現状を知る機会が多くあります。忙しい時に⾃分のことでいっぱいいっぱいになってしまいがち、そんな時に誰かのために何かしたいと思っている最近の私はどうだったか、と⾃分を振り返るきっかけをラッシュは与えてくれます。社会に関わる⼀員として⾃分⾃⾝が買い物をしたりする際にも⾃然とそういうものを選ぶようになりました。例えば、フェアトレードのものを選ぶことや、リアルファーを選ばない、など。社歴が10年を超え、働き続けている中でも、常にラッシュに興味を持っていることで、⾃然と⾃分がしたいことや関わっていきたいことが⾒えてくると思います」。
2018年2月
12:11