特定非営利活動法人サヘルの森
西アフリカのサヘル地域において、その住民とともに食糧の自給と地域社会の復興を期すプロジェクトを実施して、砂漠化をくい止め押し戻すことによって、地域住民の福祉と地球環境の保全、自然生態系の復元に資することを目的として活動しています。
活動エリア:マリ共和国ファナ地域
プロジェクト内容:<アフリカの里山再生のための再生モデル実践と人的ネットワークの構築>
本プロジェクトでは、「里山の再生モデルの実践の展開」と「人的ネットワークの構築」を実施し、当該地域であるマリ南部の集落周辺に分布する「里山」は、住民が薪炭を初め、建材、食料、飼料、伝統薬など生活・生産物資を得る場所です。しかし、近年の気候変動や都市人口増加に伴う薪炭の過度の伐採により「里山」は疲弊しており、その再生を担う人材を育て、その住民が主体となって進めていくことで住民の生活基盤を安定・維持させていくことが目的です。
のらねこ
種子島出身の大学生を主として構成し、島の未来に対する高い意識を持つ若者が変わらず島と関わり続けられるネットワークと活動ができるコミュニティを整備することを目的に活動しています。
活動エリア:鹿児島県種子島
プロジェクト内容:<のらねこ環境教育プログラム>
課題先進地域とされる離島において18-22歳の高等教育機関の学齢期にあたる年齢人口が減少し若者主体の活動が生まれにくい現状があります。さらに海に囲まれた種子島では漂着ごみ問題や脱炭素が困難であるエネルギーシステム等に課題を感じています。そこで、種子島において複雑に絡み合う課題を多角的な視点から見つめ、教育活動や地域連携のボランティア活動として解決に向けた取り組みを行うことが可能であり、そこで生まれた繋がりを今後、生じ得る(島の)課題の解決にも対応できると考えています。
本プロジェクトでは、種子島において弊団体が開催している海洋ごみワークショップ/ビーチクリーン/漂着ごみ調査の持続性を向上するとともに、地元高校生有志を伴走支援することにより、今後新たな環境保全事業が創出される仕組みづくりを目指したいと考えています。
認定NPO法人地球の友と歩む会/LIFE
私たちはインドネシアのスンバ島で村人と自然が共生して発展するよう活動しています。
活動エリア:インドネシア共和国・東スンバ県(スンバ島)
プロジェクト内容:<環境にやさしい水車ポンプをスンバ島に行って作るプロジェクト>
水道の無いスンバ島の農村部では、村の住民は生活に必要な水を川や泉まで毎日汲みに行かなくてはなりません。一般的なポンプは電気やガソリンなどの燃料が必要ですが、村に電気はなく、人々はガソリンなどの燃料を購入する現金も持ちません。
そこで、私たちは電気も燃料も必要とせず川の流れを利用して水を汲み上げる装置である水車ポンプを開発しました。材料は島の中で入手できるものにこだわって村人自身で修理ができるよう設計しており、化石燃料を使わないので CO2 を排出せず、川の水や空気を汚染することなく水を汲み上げることができます。
このように、自然の中で暮らすスンバ島の人々にとって最適な装置になることを目標に開発してきました。今回、このポンプのプロジェクトが成功した際には、スンバ島中の水に困っている人たちの役に立つことができ、インドネシアの他の島やもしくは他国にも普及できると考えています。
特定非営利活動法人 北海道自伐型林業推進協議会
北海道で持続可能な環境共生林業を実現する「自伐型林業」を推進するNPO法人です。主な活動は自伐型林業者を育成する講座の開催や自伐型林業者と森林所有者を結びつけるための活動などを行っています
活動エリア:北海道
プロジェクト内容:<自伐型林業で豊かな森林を次世代に>
《フォーラムの開催》と《里山カレッジの開催》により経済性と環境保全を両立する自伐型林業の実践者が各地域で活躍することで、地域資源を保全しながら地域産業を興し、過疎化が進む北海道で地域の活性化に寄与します。また、広く地域住民や森林所有者、森林に関心のある方と交流する事によって、自伐型林業による経済性を兼ね備えた環境保全型林業という選択肢を提示し、持続可能な環境共生社会を築き、豊かな山河を次世代に継承することを目指します。
キンラン保護研究会
絶滅危惧種のキンランの保護を主目的とする非営利の任意団体です。将来的にはこの保護
活動が多様性に富んだ里山の生態系の維持や身近な自然の将来への伝達に繋がることを目
指しています。
活動エリア:神奈川県川崎市麻生区
プロジェクト内容:<キンランのモデル保護地整備プロジェクト>
本プロジェクトでは主にモデル保護地を対象にキンランの保護の実績を積み、金銭・人的支援の仕組みを作ることから始めます。自然環境や絶滅危惧種の保護活動をなさっている方々との繋がりを作り、これらの方々にとって役立つ情報を提供するプラットフォームの構築も目指します。
一般社団法人
阿武隈牛の背ウルシぷろじぇくと
福島県の阿武隈山系は東京電力福島第一原発事故により放射性物質に汚染され、今もその影響が続き、田畑や牧草地の耕作放棄地が目立ち里山の荒廃が進んでいます。これらの土地にウルシなどの苗木を植え、景観の再生と新たな生業を作り出すことを目指しています。
活動エリア:福島県田村市、二本松市、いわき市ほか
プロジェクト内容:<ウルシプロジェクト>
私たちがウルシとクロモジを植栽しようとしている地域は、福島第一原発の過酷事故によって放射能汚染にさらされた阿武隈山系の里地・里山地帯。この地域では50年以上にわたり、原木栽培のシイタケとそれを支えるシイタケ用原木(コナラとクヌギ)の生産によって地域の経済が守られてきましたが、事故によりどちらもその生業を続けることが困難な状況に追い込まれてしまいました。この原木シイタケ栽培と原木生産に替わる生業としてウルシの植栽を位置付けています。
阿武隈地域における耕作放棄地の研究・調査活動、並びに地権者との交渉を継続すると同時に、広く地域住民に対してウルシと日本の伝統的文化としての漆産業に対する広報活動を実施。他の漆産地や地元福島の環境保護団体とも積極的に交流しネットワークを構築します。
フォレスター松寿
六甲山で「松寿の森」づくりのため、植樹・育樹、登山道の整備活動を行っています。
六甲山系グリーンベルト整備事業の「森の世話人」として活動し、モットーは「森は与えられるもじゃなくて育てていくものだから」です。
活動エリア:兵庫県神戸市
プロジェクト内容:<「六甲山系グリーンベルト整備事業」の「森の世話人」活動>
古くからの登山道・魚屋道(ととやみち)の尾根コースに広がる活動地での雑草木の開伐作業と植樹地整備及び登山道や遊歩道整備によって防災に役立つ市民の憩いの森「松寿の森」を目指します。活動への参加者を増やして継続した活動を維持し植樹活動から育樹活動に移行し、防災に強く市民の憩いの森づくり 「松寿の森」を育てます。
特定非営利活動法人 畑と田んぼ環境再生会
生命の営みに沿った休耕地の再生や畑や田んぼの研修など、市民による「農ある生活」の輪を広げる活動をしています。 身近な自然の中での楽しくて美味しい農的生活とともに、自然環境の再生と保全に取り組んでいます。
活動エリア:神奈川県相模原市
プロジェクト内容:<畑と田んぼの研修事業>
本プロジェクトでは生育する植物、周りの草の知識だけでなく、植物に集まってくる昆虫や動物、土や水にいる微生物の性質、また、米糠や刈り草、生ゴミなどを効果的に使った土作りなど、自然の営みや循環を理解し、その中で人間が農で果たす役割などを実践的に学べるほか、 農機具や機械の使い方、さらに農家との付き合い方、地主との付き合い方など、農にまつわる技術的、社会的なことも学ぶ機会を提供します。
TAGATAN CLUB
近年、全国的に安易に建設が進んでいる「木質バイオマス発電所」に関する地域での建設反対運動を行っています。
活動エリア:福岡県田川市及び田川圏域
プロジェクト内容:<田川バイオマス発電所を考える会>
地域の住環境や農業を脅かしかねない本課題に関して地域住民が率先的に立ち上がり、建設の中止を目指してスタンディングデモ活動や勉強会を実施し、田川市内外に啓発活動を行っています。一部の近隣住民の課題ではなく、田川市内、ひいては福岡県内外にも周知されたことで「自分の地域の課題である」と自分事として捉えて頂けるまでに広がっています。
間伐ボランティア 札幌ウッディーズ
間伐や枝払いなどで森に光と風を通すことにより元気な森となって、二酸化炭素の吸収や土砂災害の防止、生態系の維持など森林の持つ役割を存分に引き出し、地球環境に寄与してく活動を行っています。
活動エリア:北海道札幌市
プロジェクト内容:<森林保全活動の大切さを広め、継続継承を目指す!>
本プロジェクトでは年16回、7か所のフィールドでの活動で、下草狩刈、枝払い、間伐、風倒木の処理などを行い、健全な森林の回復を促進します。特に江別市防風林、新篠津村の防風林などは手入れ予算や人手の不足により、風倒木が多くその役割が果たせなく壊滅しそうなところを作業することにより、防風林としての健全化を回復しその役割を果たせることを目指します。
特定非営利活動法人クリーンオーシャンアンサンブル
海洋ごみゼロの世界へをビジョンに掲げ、長期的かつ持続可能な海洋資源利用の実現のため、革新的な回収技術開発やビジネスモデルの確立、海洋ごみ低減に向けた持続可能な回収システムの仕組み作り等に取り組みます。
活動エリア:香川県小豆郡小豆島
プロジェクト内容:<海ごみゼロ社会実現に向けた海岸及び海中のごみ回収活動>
本プロジェクトでは、子どもから大人まで楽しめるワークショップや当地元の方々や地域との協働により、沿岸部の海洋ごみを潮流の力で回収する装置開発、および小豆島の多尾海岸等での月1ビーチクリーン活動と発生したごみの回収~分別~資源化までの再利用スキームを検討しプロジェクトに取り組みます。
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